こんなところにRIKENのアルミ庇(ひさし)

庇は、建物の出入口、窓や縁側の屋外上部に張り出す片流れで小型の屋根を設けて、日除けや雨を防ぐ装置です。縄文時代の「軒」から、平安時代の跳ね上げた「蔀戸(しとみど)」に変化しました。雨や日差しを遮る役目を主とした庇は、木製から金属へ展開され、2006年RIKENでは「アイラッシュ」としてアルミニウムひさしの販売を開始しました。窓の上部に設置される「小ひさし」から、開口部の出入口では出幅1600㎜。倉庫などは出幅2000㎜を超え、アームタイプで強度も安心です。軒面のデザインに特化した「ルミナレス」シリーズは、アルミニウム押出形材の特性活かした加工技術で、意匠性と施工性、排水計画も抜群に向上させました。

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RIKENのアルミ庇(ひさし)「アイラッシュ」の特長

1. 天井面・側面はルミナレス仕様

天井面・側面に天然木のまっすぐ平行な木目模様“柾目(まさめ)”をアルミの押出形材で表現した美しい模様が施されています。グラデ―ショナルな陰影は周囲の明るさや角度により変貌し、深みのあるアルマイト仕上げを引き立てます。(EVBN,EVB,EV,EVLは対象外です)

2. 優れた耐候性[陽極酸化塗装複合皮膜A1種相当]

RIKENのアルマイト艶消しクリアー製品は陽極酸化皮膜の上に、電着塗装(艶消しクリアー)が施されているため、紫外線、風、酸性雨等の自然条件に対して耐候性が優れています。(使用条件や環境により本来の性能が確保できない場合がありますので、定期的な清掃をお願いします)

3. 不燃材料認定取得品

本製品の主材料は、国土交通大臣の不燃材料認定を取得しています。

・NM-3448 アルマイト焼付塗装

4. アルマイト(基準6色)・焼付塗装にも対応

多様な表面処理による色調豊かなカラーを備えています。

エレカラー ® [陽極酸化塗装複合皮膜]

シルクカラー ® [陽極酸化塗装複合皮膜 マット処理]

  • 印刷物のため、実際の色と異なります。カラーサンプルをご用意してありますので最寄の支店、営業所にご請求ください。
  • 上記以外のアルマイト特注色も対応できます。
  • アルマイト仕上げはツヤ消しクリアーとなります。
  • 仕上げの種類や色により価格が異なります。

5. 本体パネルは回転式で簡単施工

木槌で叩き込んではめるやり方を見直したクルッとはまる「回転式」
施工の省力化も期待できます。※特許出願中

庇本体の取り付け方法

庇本体同士は回転しながら取り付けします。木槌やハンマー等は使用しないでください。

その他にも施工性UPのポイントが!

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ベースフレームの固定ピッチ統一で、施工時間の短縮

センターから左右に150mmずつ割り振った後、ピッチ300mmで振分け。細かい数字を追うことが無くなり、墨出し作業が簡単になります。ALCパネルなどの目地を均等によけて穴開けも可能。その他の躯体にも自在に対応できます。
※現場状況により対応させていただきます。

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オプション 専用座板付ナット・貫通ボルト

ボルトが空回りせず、取付けが一人でも可能です。建物の構造体を選びません。ALC・S造・RC造・・

外壁から飛び出たひさしの施工は、足場が解体されてからが一般的です。貫通ボルトを使用してひさしを取り付ける場合は、内装が仕上がる前に、ボルトを下地に固定することが困難です。座板付ナットを使用することで、ボルトが空回りすることなく一人でも簡単に施工が可能です。さらに、材質はすべてステンレス製でサビにくく、足場解体までの間も心配いらず。取付作業が円滑になります。

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