RIKENが選ばれる理由(一貫生産の強み)

RIKENの3つの強み

なぜ、「RIKENさんにしかお願いできない」と多くのお客様に声をかけていただけるのか?

企画から設計・開発まで社内で完結できるから高度な要望にも柔軟に応えられる

理研軽金属工業は、お客様にご相談をいただいてから納品まで一貫生産で対応することができます。技術的な実現可否の判断や、代替案の提示など開発と連携しながらスムーズかつスピーディにご要望にお応えできる点がお客様からお喜びの声をいただいています。

一貫生産だから実現できる短納期

理研軽金属工業は設計・開発・加工・出荷まで、すべて社内の工場で完結しています。
複数社連携で行う際に発生してしまう時間的制約やコミュニケーションコストを抑えることで短い納期への対応やコストダウン、質の高い製品を安定して提供できることが強みです。

技術の継承が生み出す唯一無二の境地

アルミニウム加工は、機械だけでは完結しない熟練工の経験と知恵が必要不可欠です。
理研軽金属工業では、多くの熟練工が活躍するとともに技術を次の世代へ継承し続けています。何年先も変わらない技術と品質の提供の責務をこれからも果たしていきます。

一貫生産の流れ

理研軽金属工業は【自社一貫生産】!だから高品質・低コスト・短納期を実現!

  • 1.材料搬入

    理研軽金属工業には、大型トラックで毎日大量のアルミビレットが運ばれてきます。
    受け入れたアルミビレットは種類や用途によって分類し保管されます。

  • 2.押出

    押出工場では、7インチと8インチ、2基の押出機があり、年間およそ8,000tの押出形材を生産しています。ダイスは加熱炉にておよそ450℃に加熱させ、押出機にセットします。

  • 3.表面処理

    皮膜工場では、表面の美観を保つことと、様々なカラーバリエーションに対応するために、アルミ形材の表面に陽極酸化塗装複合皮膜の表面処理を行っています。縦吊り皮膜ラインには、薬液槽水洗槽が合わせて24槽あり、通電ビームに専用治具で製品を吊りつけ、全工程を3時間かけて処理しています。

  • 4.加工

    ひとえに「加工」といっても、製品の種類や工程において加工方法は様々です。
    代表的なものをいくつかご紹介します。

    ●長尺用マシニングセンタ:
    長いアルミニウム材料を正確に加工するための機械です。これらのマシニングセンタは、複雑な形状や精密な部品を大量に生産するのに適しており、フライス加工、穴あけ、タッピングなどの多様な加工機能を持っています。

    ●アルミ溶接加工:
    アルミニウム部品や構造物を接合するための加工です。
    アルミニウムは他の金属と比較して高い熱伝導率と低い融点を持つため、溶接には特別な技術が必要です。
    正確で強固な溶接により、耐久性と強度が求められる製品に使用されます。

    ●切断機/角度切断機:
    アルミニウムの板材やプロファイルを直線または特定の角度で切断するために使用されます。
    これらの機械は高い精度と速度で材料を切断できるため、生産効率の向上に貢献します。
    角度切断機能を持つ機械は、フレームの製造や複雑な構造物の組み立てにおいて特に有用であり、精密な角度での切断が可能です。

    ●プレスブレーキ:
    アルミニウム板材を特定の角度に曲げるための機械です。
    この加工により、平板から複雑な形状の部品を製造することができます。プレスブレーキは、上下からの圧力を利用して材料を曲げることができ、曲げ角度や曲げる位置の精度を高めるためのプログラム制御が可能です。

    これらの加工技術は、アルミニウム製品の製造において、それぞれ非常に重要な役割を果たします。
    正確な加工技術により、高品質な製品の生産が可能となります。

  • 5.検査

    切断形状や表面状態、色などの検査を行います。
    検査の結果、基準を満たさないものは弾かれ、合格したものだけが製品となります。

  • 6.梱包

    製品はそれぞれ専用の箱に梱包されます。

  • 7.出荷

    街や駅で見かける様々な建造物に理研軽金属工業の製品が使われています。