建物の開口部は、屋外と屋内を繋ぐための目的で設置され、部屋に光を取り入れたり風が通るようにしたり、或いは人や物の出入りなど建物には重要な役割を担っています。この開口部の屋内側には、採光・通風や目隠しの機能や目的を補助するためカーテンやブラインドを使用しますが、これらを収納する金属製のカーテン・ブラインド・多目的ボックスを1982年「ビルボックス」として販売を開始いたしました。
アルミニウム製は、木製やスチール製と比べて細部な加工が可能であり、軽量で強度的にも優れた材質で、多くの部材点数による多彩な納まりに対応が可能となり、サッシ高さと天井仕上材の差や、上階のスラブ裏との納まりに対応できる統一されたディティールで多彩な開口部の意匠を演出します。
アルミは軽量で施工性に優れ、木や鉄よりも複雑なデザインを作り出すことができます。カーテン・ブラインドボックスは、カーテン・暗幕用・ロールカーテンやベネシャンブラインド・バーチカルブラインド、さらに照明設備が収納可能なほか、映写ロールスクリーン用としても使用されます。使用用途が多岐にわたり、収納に必要な多くの要求に応える為、木や鉄製とは異なり、複雑な形を作り出せるアルミニウム合金押出形材の採用により、高強度・工業生産化を実現しました。また、インテリアとして生活空間を形成する要求から、開口部と一体的な表面仕上が可能となります。
収納目的により、製品の本体幅を設定しています。
カーテン収納は引き分け用、引き違い用、または引き分けと引き違いの共用。
ブラインド収納は、ブラインドのスラット幅による本体幅の選択と、開口部ごとに折りたたみ代によって本体の深さを選択できます。
羽根が横向き:ベネシャンブラインド
羽根が縦向き:バーチカルブラインド
実際カーテンブラインドボックスは、
①開口部(サッシ)の高さ
②天井仕上げ面
③上階のスラブ
の3つを加味して設置されます。
どんな現場でも納まるよう組み合わせて
使用することが出来ます。
サッシ高と天井高の差に対応する豊富なラインアップ。
本体の一体型に分割継足し型の側板6サイズ、露出型7サイズをご用意しております。
サッシ高と天井高の差に対応する豊富なラインアップ。
本体の一体型に分割継足し型の側板6サイズ、露出型7サイズをご用意しております。
本製品の主材料は、国土交通大臣の不燃材料認定を取得しています。
多様な表面処理による色調豊かなカラーを備えています。