建物の開口部からは、季節によって移り替わる日差しや風等の量を快適な量にしたり、外部からの視線と遮ったり、近年では屋内のエネルギー効率を高める為、カーテンやブラインド等を使用しています。このカーテンやブラインドを収納するための「箱」をカーテンボックスまたはブラインドボックスといいます。
カーテン・ブラインドボックスは、教育施設において学校の教室や児童福祉の寝室をはじめ、病院・診療所の病室などで、採光は建築基準法にも規定されている通り生活環境のひとつとして考慮され、その明るさ・温度のコントロールを、カーテン・ブラインドによる遮光に委ねられています。
この大切なファクターを開口部の上部に収納するカーテン・ブラインドボックスは、開口部と天井との仲人として配置され、それぞれの役目を補助的に支えています。
カーテン・ブラインドボックスカーテン・ブラインドの収納の他、照明や映写用スクリーンも可能です。
カーテンの収納は、カーテンを吊り下げる為のレールをボックスの内側底面に配置して、ランナーを走らせるようにしてカーテンの開閉が可能な機能があります。また、レースカーテンとの併用の要求に対して、レールを複数並列させています。
ブラインドのベネシャンブラインドは、スラットを上下に開閉するヨコ型であるため、閉めた時のたたみ込み寸法がボックス本体の高さとなり、窓の高さによってブラインドのたたみ込み寸法が異なります。
バーチカルブラインドは、スラットをタテ型に配置してカーテンの様に横にスライドさせ開閉します。ハンガーレールをボックス本体に収納します。
照明や映写用スクリーンを収納する場合は、天井仕上面の中央に配置することもあります。これらのサイズによってボックスの幅や深さを選択します。
①カーテン・ブラインド用
②照明用
③暗幕用
④映写スクリーン用 など
サッシ高さと天井高さの差を繋げる納まりに対応する「継足し型」や、梁下・天井裏寸法に対応した「埋め込み型」と「露出型」などがあります。
実際カーテンブラインドボックスは、開口部(サッシ)の高さ、仕上面、上の階の(?)のこの3つを加味して設置されます。どんな現場でも納まるよう、組み合わせて使用することが出来ます。
カーテン・ブラインドボックスは、カーテン・暗幕用・ロールカーテンやベネシャンブラインド・バーチカルブラインド、さらに照明設備が収納可能なほか、映写ロールスクリーン用としても使用されます。
使用用途が多岐にわたり、収納に必要な多くの要求に応える為、木や鉄製とは異なり、複雑な形を作り出せるアルミニウム合金押出形材の採用により、高強度・工業生産化を実現しました。また、インテリアとして生活空間を形成する要求から、開口部と一体的な表面仕上が可能となります。
埋め込み式は、天井仕上面から出ていないタイプで、露出式は天井面から下に出ているタイプです。
カーテン・ブラインドボックス本体の取付構造は、本体吊り部が天井内に位置する「埋め込み式」と、梁・スラブ下の空間がせまい場合に対応する「露出式」をそれぞれラインナップ。
収納目的により本体幅を設定しています。カーテン収納は引き分け用や引き違い用、または引き分け用と引き違い用の共用、ブラインド収納はブラインドのスラット幅による本体幅の選択と、開口部毎におりたたみ代による本体深さ選択に対応が可能です。
開口部最上部と天井高さを繋ぎながら開口部の機能を発揮させるファクター実現するため、本体の一体型に分割継足し型の側板6サイズで対応できます。また、露出型においても側板7サイズで対応が可能で、豊富なバリエーションで対応が可能です。
羽根が横向きのものがベネシャンブラインド、羽根が縦向きのものがバーチカルブラインドです。
開口部最上部と天井高さを繋ぎながら開口部の機能を発揮させるファクター実現するため、本体の一体型に分割継足し型の側板6サイズで対応できます。また、露出型においても側板7サイズで対応が可能で、豊富なバリエーションで対応が可能です。
アルミは軽量で施工性に優れ、木や鉄よりも複雑なデザインを作り出すことができます。
使用用途が多岐にわたり、収納に必要な多くの要求に応える為、木や鉄製とは異なり、複雑な形を作り出せるアルミニウム合金押出形材の採用により、高強度・工業生産化を実現できます。
また、インテリアとして生活空間を形成する要求から、開口部と一体的な表面仕上が可能な為、広く採用されています。
施工業者がカーテン・ブラインドBOXを設置するとき、カーテンを設置するのか、ブラインドを設置するのか決まっていない場合がほとんどです。
RIKENのカーテン・ブラインドBOX「ビルBOX」は、オプション金具を取り付けることによって、どちらにでも対応が可能なところが選ばれる理由の一つです。
主に、材質は、木製、鉄製、アルミニウム製があります。
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