Story 01 オリジナルアルミ製スタンドができるまで
課題
- 試作したいけど予算がない
- 既製品はどれもマッチしない
- これってアルミで実現可能?
- 製品の加工先が見つからない
- 鉄製だと重い
- 複数社とやり取りするのが大変
Story01-01
鉄製のタイヤホイールスタンドを使っていたが、
重さや持ち運び、収納が不便だと相談をいただいた
ディスプレイ用に、鉄製のスタンドを長年利用していたが「年月の経過とともに腐食や錆が進み、持ち運びなども大変だと以前から感じていた」とお客様からご相談をいただいた。
アルミニウムの性能と、RIKENの加工技術をもってお客様の課題を解決する商品開発に着手しました。
Story01-02
本質的な課題解決のために「鉄製」のもつデメリットについて考える
鉄製の持つデメリットを考えるとき、ホイールスタンド制作に考慮すべき5つのポイントが浮かび上がりました。
1. 重量
- 鉄はアルミニウムよりもかなり重いです。そのため、スタンドの移動や設置が困難になりがちで、特に展示会やイベントで頻繁に移動が必要な場合には不便を感じるかもしれません。
2. 耐腐食性
- 鉄は錆びやすい素材です。特に、湿度の高い環境や塩害のある場所では、錆の発生が早く、メンテナンスが頻繁に必要になります。長期間の使用や屋外での使用には適していない場合があります。
3. 加工性
- 鉄はアルミニウムに比べて加工が難しい場合があります。特に複雑な形状を作る場合や、精密な加工が必要な場合には、加工コストが高くなる可能性があります。
4. 表面処理の限界
- 鉄には様々な表面処理を施すことが可能ですが、処理の種類や色の選択肢に限りがある場合があります。
- また、表面処理を施しても、時間が経つと錆が出やすいという問題が残ります。
5. 環境への影響
- 鉄製品はリサイクル可能ですが、アルミニウムに比べるとリサイクル時のエネルギー効率が低い場合があります。
- また、錆などの問題で定期的な交換やメンテナンスが必要になり、その過程で発生する廃材も環境負荷の一因となります。
RIKENの産業製品は、お客様の課題解決のために課題の本質を見極め、規格品では叶えられない世界に1つの企画品を生み出します。
Story01-03
お客様のオーダーをもとに、基礎設計を考える
RIKENの強みの1つは、営業、企画、開発が同じフロア内でコミュニケーションをとり、すぐに企画設計会議が始められること。
お客様の要望を形にするために異なる知のシナジーで最高の1品をつくるアイデアを練りだします。
Story01-04
ディスプレイ用も意識した意匠性とアルミ本来の持つメリットを最大限活かした製品の完成
出来上がった製品をお客様に見えていただきました。
これまでの鉄製との違いやその軽さ、デザイン性に大変満足いただき嬉しいお声をたくさんいただきました。
Story01-05
店内のオブジェの1つとして
使いやすさはもちろん、洗練されたホイールを彩る店内の景観を崩すことなく調和する
そのデザイン性にも非常にお喜びの声をいただけました。
Story01-06
持ち運びラクラク
製品を納品した後も、毎日の持ち運びの度に小さな感動をプレゼントすることができる。
作って終わりではなく、その先も考えて重いと熱と技術を1つ1つの製品に。
理研軽金属工業は様々なオーダーに
プロ集団が知恵と技術を集結させ
可能な限りお客様の「ほしい」を形にします。
まずはお気軽にご相談ください。