みなさまは、業務の中で、どれぐらいの割合で改修案件に携わっていらっしゃるでしょうか。
国土交通省「建築物リフォーム・リニューアル調査報告(概要)」(令 和7年6月13日 )によると、
(建設業許可業者5000者に対して、調査を実施)
令和6年度の建築物リフォーム・リニューアル工事の
受注高の合計は、 13 兆 8,303 億円 (対前年度比 4.2%増)
うち、住宅に係る工事は、 4 兆 1,318 億円 ( 同 3.3%減)
非住宅建築物に係る工事は、 9 兆 6,984 億円 ( 同 7.7%増)
RIKEN製品が、多く使用されている非住宅部門は、約9.7兆円の市場規模となっており、年々増加傾向にあります。
※出典:https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001894226.pdf
理研RIKENでも、リニューアルや改修物件でお声がけをいただくことも多くあります。
そこで今回は、リニューアルの事例を一部ご紹介させていただきます。
2024年に大規模リニューアルを実施。エレベーターホールは、大理石調の壁や御影石の床から、木の風合いを感じられる、明るく温かい印象へリニューアルしました。
こちらで、使用されているのは、「嵌合式ルーバー アイフィット 直付けタイプ」になります。
製品名:CLKS-2060.CLKS-2060.CLKS-3050.CLKS-3030.CLKS-2040
仕上げ:木目シート(特注柄)
写真:上 改修後
写真:下 改修前
普段は、ピッチを開け、使用されることが多い製品ですが、このように幅を詰めて、またランダムに使用することで普段と違った雰囲気の仕上がりとなっております。
理研軽金属工業では、静岡本社に工場を持っており、
一貫生産体制だから対応できる特殊切断・加工・特注対応 にも対応可能!
製品の品揃えも豊富で、カラーバリエーションも多く
設計される方の“実現したいイメージ”を実現できるよう、営業、開発、設計・工場含め全面的にサポートしております。
商業テナントビルの改修計画です。
株式会社プランテック様が設計されたこちらの物件は、
外装・共用部内装をデザインにより生まれ変わらせ、バリューアップを図られたもので、既存の古いビルをスクラップ&ビルドするのではなく、デザイン力で価値を最大化し、将来にかけて継続的な活用の可能性を広げたサスティナブルな事例としてご紹介されています。
改修前は、石貼りのファサードでしたが、
理研RIKENのアルミルーバーを組み合わせることで、デザイン性の高い外観になりました。
LEDのライトを組合わせることで、夜もかなり印象的な建物になっております。
株式会社プランテック様のホームページには、今回のリニューアルで
「新生ビルの賃料は改修前に比べ40%程度増加」との記載があり
「デザインの力」の可能性を感じられる物件でした。
こちらで、使用されているのは、「ボルト固定式ルーバー スカイフィット スタンダードタイプ」
製品名:SHS-6025
仕上げ:木目シート ブラックウォールナット柄(WE-010)
実は、EDGE 水天宮は、カタログに掲載後、かなり反響の高い物件で、
年に何件も、お問い合わせがある物件です。
上野駅公園口の移設に際し、
理研RIKENのスパンドレルを天井にご採用いただきました。
JR東日本の広報資料によると、公園来園者の安全な歩行者動線の確保を目的として
・公園入口の広場整備および公園内道路のロータリー化
・上野駅公園口前の区道の相互通行化
を目指したとのことです。
出典:https://www.jreast.co.jp/press/2017/tokyo/20170710_t01.pdf
これにより、上野動物園や美術館への歩行者のアクセスが向上しました。
こちらで、使用されているスパンドレルは以下になります。
製品名:RA-100有孔+グラスウール付き、RA-100
仕上げ:フッ素樹脂焼付塗装、木目シート ブラックウォールナット柄(WE-5060)
撮影協力:東日本旅客鉄道株式会社
スパンドレルの裏面にガラスクロスとグラスウールを貼り付け、
吸音効果を持たせております。
人通りの多い場所、駅のコンコースなどに適した製品です。
実は、理研軽金属工業のスパンドレルは、駅にも多く採用いただいております。
普段、あまり天井を見上げて歩くことは少ないかと思いますが、
ぜひ、上野駅にお越しの際は、天井にもご注目ください。