屋外に設置するルーバーは、風の角度や使用条件により音鳴りが発生する可能性があります。
社内では、風騒音対策試験を実施しており、所定の条件下で音鳴りが発生しないことを確認しております。
1: 風洞気流実験に使用する風洞は、開口サイズ2.5m×2.5mであり、
測定部断面は幅1.8m×高さ2.3m、ターンテーブルの直径は3.0
mである。風洞気流は乱れのない一様な気流(一様流)とする。
2: 測定風速試験体に当てる風は、風速6m/s~30m/sとし、発生騒
音の測定は3m/s間隔で行う。
3: ルーバーの構成面に風を垂直に当てた場合を1風向とする。風向
角は30°毎に11段階(±150°まで)とする。
4: 試験体であるルーバーパネルはターンテーブル上に架台を設置し、
ストリンガーを介して取り付けた。騒音測定用マイクは風圧の影
響を避けるために風防を取り付けて試験体近傍に配置した。
※社内試験より