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‌例‌SWRCH6R‌SWCH6R JIS G 3507-2 2005(抜粋) 冷間圧造用炭素鋼-第2部:線5.1 外観5.2 性能この規格は、ボルト、ナット、リベット、小ねじ、タッピンねじなどのねじ類及び各種部品を冷間圧造によって製造する場合に使用する冷間圧造用炭素鋼線(以下、線という。)について規定する。線は、リムド相当鋼6種類、アルミキルド鋼11種類及びキルド鋼21種類とし、その記号は、表1による。線は、10.2の試験を行い、その引張強さ及び絞りは、D工程の場合は表2、DA工程の場合は表3による。ただし、D工程及びDA工程以外の工程による場合は、受渡当事者間の協定による。項目陽極酸化皮膜の厚さ(平均皮膜厚さ)a)μmキャス耐食性試験時間hレイティングナンバRN碁盤目試験皮膜の付着性沸騰水試験沸騰水碁盤目試験沸騰水試験後碁盤目試験塗膜の耐溶剤性試験時間h耐アルカリ性レイティングナンバRN紫外線蛍光ランプ促進耐候性試験試験時間hキャス試験試験時間h複合耐食性レイティングナンバRN試験時間hキセノンランプ式促進耐候性試験光沢保持率%促進耐候性サンシャインカーボンアーク灯式促進耐候性試験試験時間h光沢保持率%なお、測定方法は、6.4による。種類の記号(1)SWCH10RSWCH12A‌線材‌冷間加工によって仕上げることをいう。種類の記号4を超え5以下SWCH10R5を超えるものSWCH12A4を超え5以下5を超えるもの種類A15以上、かつ、各測定点皮膜厚さが、すべて平均皮膜厚さの80%以上でなくてはならない。120試験時間h外観塗膜にしわ、割れ、ふくれ及び著しい変色が生じてはならない。試験前後の塗膜の鉛筆硬度の低下は、JIS‌K5600-5-4の6.2に規定する硬度スケールで1単位以下でなければならない。1204000外観著しい変退色及び著しいチョーキングが生じてはならない。3000外観著しい変退色及び著しいチョーキングが生じてはならない。加工方法(3)D工程:DDA工程:DA線径区分㎜引張強さN/㎟390以上340以上410以上360以上性能A2729.5以上25/2525/25249.5以上240729以上2000100075以上150075075以上絞り%45以上45以上試験方法6.4246.56.616.6.26.76.86.93506.10250備考リムド相当鋼(2)アルミキルド鋼(参考)硬さ HRB85以上90以上‌外観は6.3によって試験を行い、きず、むら、はがれなどの使用する上で問題となる欠点があってはならない。なお、使用する上で問題となる欠点の判断は、受渡当事者間の協定による。欠点の程度は、限度見本によって示すのが望ましい。‌‌BC58---線--RIKEN Interior Material‌複合皮膜の性能は、箇条6によって試験を行い、表2による。‌53表2-陽極酸化塗装複合皮膜の性能注a)‌陽極酸化皮膜厚さを測定するときに、複合皮膜の厚さも測定しておくとよい。‌‌表1-種類の記号(抜粋)注(1)‌線の種類の記号は、適用する線材JIS‌G‌3507-1の種類の記号の3文字目のRを削除したものとする。‌‌注(2)‌リムド鋼を含む注(3)‌D工程は、線材を冷間加工によって仕上げることをいう。DA工程は、線材を冷間加工後、焼鈍を行い、更に冷間加工によって仕上げるか、又は線材を焼鈍後、表2-D工程による線の機械的性質(抜粋) 5. 品質1. 適用範囲3. 種類の記号6. 機械的性質

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