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設計のポイント●野縁受け、吊ボルト及びインサートの間隔は900mm程度とし、周辺部は端から150mm以内とする。ただし、屋外の場合は特記による。360程度特記による19形(25×19×0.5)25形(25×25×0.5)野縁クリップ板厚0.6以上0.8以上野縁受け38×12×1.238×12×1.6野縁受けハンガー板厚2.0以上■ 外壁及び軒天井部等、風圧荷重のかかる所は、下地を含めた強度を確認してください。■ 下地材は製造所により、形状・板厚・寸法が異なりますのでご使用する下地の強度を確認してください。■ 軒天井部の下地材は、特に吹き上げ荷重に留意して設計してください。■ 取付条件により、下地のピッチ等が変わる場合がありますので、強度計算等で確認するようお願いします。施工部位別の天井下地材の種類と下地間隔(公共建築工事標準仕様書(建築工事編)による)施工部位屋内天井P(野縁ピッチ)軒天■ スパンドレル(アルミニウム)は不燃材料(平成12年 告示 第1400号 不燃材料を定める件)ですが、スパンドレルだけでは耐火構造や防火構造には対応出来ませんので、構造体にて対応するようにしてください。■ スパンドレルでの防水処理は出来ませんので、前工程にて確実に防水処理を行ってください。■ スパンドレル目地なしタイプ(RA−100MF、RA−120MF、RA−150MF、RA−100LMF)は、気温の年変化や日較差が大きな外壁などでは、熱伸びによる変化の影響により、仕上面が均一にならない恐れがありますので、使用を避けてください。■ 施工は、図面に基づき行ってください。■ 目地幅は等間隔で施工してください。目地幅のバラツキにより色が変わって見える場合があります。■ スパンドレル貼り終わりのパネルは、現場寸法に合わせてカットし目地部上面から取り付けビスで確実に固定してください。■ スパンドレル貼り終わりのパネルは、端部押え材等をはさみ、バタツキを防止してください。■ スパンドレルを貼り付ける場合には、働き幅で割付けを行い、誤差は目地幅で調整してください。事前にスパンドレル10本程度を平滑面に並べ、働き幅を確認してから施工しますと確実です。■ 目地調整は、マイナス目地で調整してください。特に外部に使用する時は、プラス目地にしないでください。■ 表面仕上げがアルマイトの場合には、スパンドレルに貼番をふってあります。貼番どおりに施工してください。■ 色合わせをして出荷いたしますので、切断したスパンドレルの転用は避けてください。色ムラの原因となります。■ スパンドレル下地のレベルが出ていない場合やビスの締め具合等で、スパンドレル面の平らさが出ていないと、光の反射等で色ムラに見える場合がありますのでご注意ください。■ 表面仕上げがアルマイトの場合は、色合わせをして出荷いたしますので、ご注文の際に貼図を担当者にお渡しください。■ 条件により、スパンドレルの目地部がわかる場合があります。■ スパンドレル形状により部分的に、膜厚が確保されない場合があります。■ スパンドレルの小口は鋭利であり、また切断時にはバリが生じる事がありますので、取り扱いの際は手を傷つけないよう軍手等の保護具を着用してください。■ 素手、素肌等の露出部はケガをする恐れがありますので、素肌はなるべく避けるような服装にしてください。■ 施工時におけるスパンドレルの取り回しは、周りの状況を十分確認してから行ってください。特に製品寸法が長い場合にはご注意ください。■ 無理な体勢での施工は、落下等の原因となりますのでお避けください。■ 製品の上に重い物を置かないでください。損傷の原因となります。■ 製品の保管時は、屋外の湿気をよばない場所に保管してください。■ 製品の保管時は、損傷を与えない場所に枕をかい平積みしてください。13 施工のポイント 注意事項とお願いご使用・ご利用の前に必ずお読みください。

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