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58127Aluminum Coping 注 a) tは、開孔を避ける。  b) t′は、開孔、局所過熱又は発火が問題とならない金属板だけに適用する。 JIS H 8610 1999(抜粋) 電気亜鉛めっき JIS Z 9290 2019(抜粋) 雷保護-第3部:建築物等への物的損傷及び人命の危険63表1 めっきの等級及びめっきの最小厚さ(抜粋)       単位:μm等級めっきの最小厚さ2級3級LPSのクラスⅠ~Ⅳアルミニウム参考ISOのサービスコンディションナンバー厚さ a)t材料この規格は、鉄及び鋼素地上に防食の目的で行った有効面の電気亜鉛めっき(以下、めっきという。)について規定する。4.1 等級及び記号a) 等級 めっきの等級は、表1のとおりとし、めっきの最小厚さによって6等級に分ける。 b) 記号 めっきの記号は、JIS H 0404による。4.2 使用環境、使用環境条件及び記号使用環境、使用環境条件及び記号は、JIS H 0404による。 参考 防食の目的でめっき製品を使用する場合、その使用環境を参考表1のとおり区分し、記号で示す。 めっきの呼び方は、JIS H 0404による。例1. 鋼素地上、電気亜鉛めっき20μmめっきの最小厚さ(20μm)を表す記号めっきの種類(亜鉛めっき)を表す記号素地の種類(鋼素地)を表す記号電気めっきを表す記号例2. 鋼素地上、電気亜鉛めっき3級めっきの等級(3級)を表す記号めっきの種類(亜鉛めっき)を表す記号素地の種類(鋼素地)を表す記号電気めっきを表す記号この規格は、雷保護システム(LPS)によって建築物等を物的損傷から保護し、かつ、LPS近傍における接触電圧及び歩幅電圧による人命などへの危険から保護するための要求事項について規定する(JIS Z 9290-1参照)。5.2 受雷部システム5.2.5 構造体利用構成部材建築物等における次の部材は、5.1.3に従ったLPSの構造体利用受雷部の構成部材とすることが望ましく、かつ、使用することができる。a) 次に適合する被保護建築物等を覆う金属板として、1)及び 4)を満足し、かつ、2)又は 3)を満足しなければならない。1) 種々の部品間の電気的連続性が、恒久的であるもの(例 黄銅ろう付、溶接、クランプ、圧着、縫合せ、ねじ止め又はボルト締め)2) 金属板が雷放電によって穴があいても差し支えない構造の場合、又は金属板の下部に着火する可燃物がない場合、金属板の厚さが表3に示したt′の値以上のもの3) 雷放電による開孔及び局所過熱(ホットスポット)を懸念する場合、金属板の厚さが表3に示したtの値以上のもの 注記1  局所過熱(ホットスポット)、又は発火の問題が発生するところでは、雷放電によって内部表面の温度上昇が危険にならないことを確認することが望ましい。局所過熱、又は発火の問題は、金属板がJIS Z 9290-1に示す LPZ 0B 又は建築物等の内側にある場合は無視してもよい。4) 絶縁物で覆われていない表3-受雷部システムの金属板及び金属配管の厚さの最小値(抜粋)    単位:mm 注記2  薄い塗装皮膜、約1mmのアスファルト又は0.5mmのPVCは、絶縁物として取り扱わない。 詳細は、D.5.3.4.1及びD.5.3.4.2を参照する。厚さ b)t′0.65Ep―Fe/Zn 20Ep―Fe/Zn [3]1. 適用範囲4. 等級、記号 及び使用環境11. めっきの呼び方1. 適用範囲5. 外部雷保護 システム

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