parakasa
53/64

Aluminum Coping53工業地帯や、海岸からまともに風を受ける建物、また同じ建物でも雨による自然の洗浄がされにくい見え隠れ部分等は腐食の起こりやすい所です。したがってアルミ建材を汚れや腐食から守り、竣工時の美観を長く保つためには、メンテナンス(清掃など)を定期的に行う必要があります。アルミニウム建材の表面の汚れが軽いうちに清掃するようにすれば、清掃も簡単で費用も少なくてすみます。しかし長期間清掃しないで放置しておきますと、表面に付着した汚れが腐食へ進行します。こうなると、清掃しただけではきれいにならず、補修の必要が出てくることもあり、費用も多くかかります。清掃の頻度や方法は汚れの程度及び立地条件により下表を参考にしてください。①水で濡らしたぞうきんや、やわらかいスポンジで拭いてください。②中性洗剤を水で薄めて使うと、よりきれいになります。洗剤が残らないよう水拭きしてください。■表面保護一口メモ● 適度のクリーニングは美観を保つとともに長持ちいたします。 (スポンジなどに0.5%〜2%の中性洗剤水溶液を含ませて清掃し、水洗いします。)● 施行中、モルタルがアルミに付着した時はすぐに水できれいに洗い流してください。 (そのままおきますと腐食の原因になります。)立地条件臨海工業地帯海岸、工業地帯市街地田園地帯清掃回数1〜2回/年1回/年0.5〜1回/年0.5回/年 清掃方法 建物の立地条件と清掃の頻度■ メンテナンスについて

元のページ  ../index.html#53

このブックを見る