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JIS G 4305 2021(抜粋) 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯---3505.1 外観5.2 性能この規格は、冷間圧延ステンレス鋼板(以下、板という)及び冷間圧延ステンレス鋼帯(以下、帯という。)について規定する。板及び帯の種類は、65種類とし、その分類及び種類の記号は、表1による。表1-分類及び種類の記号(抜粋)6.1 一般事項 一般事項は、次による。2515. 品質1. 適用範囲3. 種類の記号5. 化学成分6. 機械的性質表2-陽極酸化塗装複合皮膜の性能 SUS304注a) 陽極酸化皮膜厚さを測定するときに、複合皮膜の厚さも測定しておくとよい。 注a) 板であることを記号であらわす必要がある場合には、種類の記号の末尾に、“-CP”を付記する。 例 SUS304-CP注b) 帯であることを記号であらわす必要がある場合には、種類の記号の末尾に、“-CS”を付記する。 例 SUS304-CS5.1 溶鋼分析値 板及び帯は、11.1によって試験を行い、その値溶鋼分析値は、表3~表7による。表3-オーステナイト系の化学成分(抜粋) なお、測定方法は、6.4による。項目陽極酸化皮膜の厚さ(平均皮膜厚さ)a)μmキャス耐食性試験時間hレイティングナンバRN碁盤目試験皮膜の付着性試験時間h沸騰水試験耐アルカリ性試験時間hレイティングナンバRN紫外線蛍光ランプ促進耐候性試験試験時間h試験時間h複合耐食性キャス試験レイティングナンバRN試験時間hキセノンランプ式促進耐候性試験促進耐候性光沢保持率%試験時間hサンシャインカーボンアーク灯式促進耐候性試験光沢保持率%分類オーステナイト系種類の記号Si0.08以下1.00以下 外観は6.3によって試験を行い、きず、むら、はがれなどの使用する上で問題となる欠点があってはならない。 なお、使用する上で問題となる欠点の判断は、受渡当事者間の協定による。欠点の程度は、限度見本によって示すのが望ましい。 複合皮膜の性能は、箇条6によって試験を行い、表2による。 a) 熱処理を行った板及び帯は、11.2によって試験を行い、その機械的性質は、6.2~6.6による。ただし、厚さ0.30㎜未満の板及び帯については、引張試験を省略してもよい。b) 供試材は、JIS G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のA類による。 注記 この規格では、製造業者からの出荷後に、熱処理を行った場合の機械的性質は規定していない。種類A15以上、かつ、各測定点皮膜厚さが、すべて平均皮膜厚さの80 %以上でなくてはならない。120外観沸騰水試験後碁盤目試験塗膜の耐溶剤性塗膜にしわ、割れ、ふくれ及び著しい変色が生じてはならない。試験前後の塗膜の鉛筆硬度の低下は、JIS K5600-5-4の6.2に規定する硬度スケールで1204000外観著しい変退色及び著しいチョーキングが生じてはならない。3000外観著しい変退色及び著しいチョーキングが生じてはならない。種類の記号a)b)SUS304Mn2.00以下0.045以下0.030以下性能A2729.5以上25/2525/251単位以下でなければならない。249.5以上240729以上2000100075以上150075075以上NiCrMo8.00~10.5018.00~20.00試験方法BC58-CPS--N-6.4246.56.616.6.26.76.86.92506.10その他Cu単位:%

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